ポー川史跡自然公園

夏の標津湿原

ポー川史跡自然公園について

公園ガイダンスエリア

ポー川史跡自然公園は、一万年の昔から連綿と人の暮らしが続いた古代遺跡と、その周辺の自然環境が一体的に保存され、「北海道開拓以前の文化的景観を体験・体感できる場所」をコンセプトとしています。園内には史跡伊茶仁カリカリウス遺跡と、天然記念物標津湿原の、2つの国指定文化財が保存されているほか、標津町の自然・歴史・文化を紹介するビジターセンターや、開拓時代の建物を復元した開拓の村が併設されています。

公園ビジターセンターについて

ポー川史跡自然公園内の環境保護区域は、東京ディズニーランド12個分にあたる約630haの広さがあります。一般に公開されているのはそのごく一部ですが、その限られた範囲の中でも、多様な地形や植物の存在に気づかされます。公園の多様な魅力をより深く体験・体感いただくために、園内散策の前に、ビジターセンターの展示をご覧いただくことをお勧めしています。

ビジターセンターの出土品展示

アイヌ文化のルーツを体感する

園内見学の様子

ポー川史跡自然公園内に息づく豊かな自然や、考古学的・民族学的にも貴重な場は、ここに身を置くことで初めてわかる、北方先住民の世界をかたちづくっています。多様な自然景観の中に残る、無数の古代住居のくぼみ。その一つ一つが、文字文化を持たなかったアイヌの人々の歴史の深さを、私たちに物語っています。
このページの情報に関するお問い合わせ先
標津町 ポー川史跡自然公園TEL:0153-82-3674