伝統・文化・祭り

誇り伝統をもつ芸能文化・祭りの創造

 先人達が築き上げてきた標津の伝統や文化、豊な自然は、今こそここに生きる私たちが後世へと引き継いでいかなければなりません。そのためには、町全体が同じ意識のもとに、活力あるまちづくりをしていくことが必要です。「祭り」はそうした活力を生み出す一つの手法であり、町民が友好を深めあう中で相互理解が生まれ、その原動力が培われます。
 以前から標津町にもいろいろな祭りがありました。しかし、それらは同じ時期に分散して開催されており、集約化を図る必要性を求める町民の声が高く、町民の間に祭りが根づいているとは思えませんでした。
 そこで、平成4年に策定された「ストーリーのあるまちづくり計画」の中で誇り伝統をもつ芸能文化・祭りの創造を緊急かつ重点的実践課題として検討することとなりました。

「標津町民祭り 水・キラリ」の誕生

 町民により「祭り検討委員会」を発足し、検討会議や現地調査、視察などを2年5ヶ月にわたり実施しました。また、祭りの名称は町民から公募し、キラリと輝く清らかな水を讃え、未来に引き継ぐという意味が込められた「標津町民祭り 水・キラリ」となりました。そして、平成11年8月7日、8日に第1回を開催し、あたらしい祭りの歴史が幕開けしました。

祭りのテーマ…水

 標津の水は重要な資源であり財産であるとともに農業、漁業などの産業の発展に大きな役割を果たしてきました。まさに、欠かすことのできない命の水です。その「水」に感謝し「水」を守るということは、標津町の自然を守り、環境を育み、そして産業を繁栄させることにもつながるはずです。これを未来へ引き継いでいくという決意を祭りの目的としています

ウラップ伝説の創作

 水を祭りに反映させる上で標津の資源や素材を生かした祭りづくりのための物語として、標津町の水源であるウラップ川を舞台とした「ウラップ伝説」を創作しました。
 この物語は明治~昭和にかけ当地を拓いた先人の開拓の苦労や自然の厳しさ、町の資源などを取り入れ、標太・津々を主人公に創作されたもので、水・キラリの骨格となるストーリーとして親しまれています。

祭りの構成

 「ウラップ伝説」に基づき、「水に感謝、水を守っていく」格式ある儀式を行ないます。そして、祭りに賑わいを添えるため、祭りの象徴となる5基の山車が町民による踊りを引き連れて町内を練り歩く曳山巡行を行ないます。
 また、前夜祭では町内の子どもたちが参加した「ウラップ伝説」の伝承劇や、地元山海料理に舌鼓を打ちながら町民が楽しむ歌や踊りなどの催し物を実施します。
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標津町 商工観光課TEL:0153-82-2131