1.名称 2000年11月12日 サーモン科学館 シロザケの産卵行動の展示
2.内容
標津サーモン科学館では、現在魚道水槽でシロザケの産卵行動を展示しています。
メスが産卵場所を決め、卵を産みこむために底の砂利を掘り、オスはそれに付き添います。このような産卵にともなう興味深い行動を直接観察できます。運が良ければ産卵の瞬間にも立ち会えるでしょう。
3.写真・図版
産卵しそうな気配のある、シロザケのペア。手前がメス。
産卵行動中のメスは、頭から尾までとおる黒い帯状の模様がはっきりと目立ちます。
自然界では同じくらいの大きさの魚同士がペアになることが多いようです。
この水槽では実験的にメスよりも一回り小さいオスを組ませていました。
産卵床を掘るメス。掘っている間はまだ産卵しません。
尾ビレで掘っていたのが尻ビレで掘るようになると産卵が近づいています。尻ビレで掘るのは最後の仕上げです。
オスは産卵床を掘ることは手伝いませんが、メスに寄り添って体を震わせて励ましたり、邪魔者を追い払ったりします。
メスは掘っている合間に、尻ビレで深さがちょうどいいか測ります。
4.参考図書
5.著者 筆者名 : 菅沼みゆき
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執筆日 : 2000/11/12
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