1.名称 2000年06月20日 ハシボソミズナギドリ
2.内容
南半球から渡ってくるハシボソミズナギドリは、この時期根室海峡に数万羽の大群で現れます。

ハシボソミズナギドリは水中に潜って、オキアミなどのプランクトンを食べています。
オキアミの集中する場所に集まってきて、海上に大きな黒いかたまり(群)を作ります。この状態を「トリヤマ」と呼んでいますが、トリヤマは海岸からもよく見ることができるほどです。

数万羽のハシボソミズナギドリのトリヤマは根室海峡の自然の豊かさを物語る象徴のような存在です。

流氷が去って、しばらくしたこの頃の根室海峡には大量のプランクトンが発生します。
そのプランクトンを食べに多くの海鳥やクジラが集まってきます。

根室海峡。
3.写真・図版




4.参考図書
5.著者 筆者名 : 浅沼孝夫
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執筆日 : 2000/06/20
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