1.名称 標津町民祭り・水・キラリ          平成12年度(2000)
2.内容

【水が命の源】

わたし達の暮らす地球は、水の惑星といわれ、 人間の体も70%が水と言われています。

水は身近に、今も生活を支え続けてくれてい ます。雨は大地にしみ込み、涌き水として 川に流れ込みます。

良質の水を含んだ畑から は草が芽生え、それを食む牛からは美味しく て良質の牛乳が生産されます。

きれいな川で は鮭の稚魚がすくすくと育ち広大な海へと 旅立ち、やがて立派に成長した鮭は母なる川 の匂いを嗅ぎわけて回帰します。 まさに標津町にとって水は命の源です。


【祭りが生まれる】

先人が海や山を切り拓き、耕したこの大地。

その苦労を尊び、現在の繁栄を喜び、未来へ向けこの自然環境を守り、末永く継続しようとする「町民祭り 水・キラリ」が標津町120年にあたる平成11年8月に生まれました。

すばらしい標津らしい伝統文化、豊かな自然はそれを育みながら、今ここに生きる私達の子孫にへと引継いでいかなければなりません。

【伝説の創作】 → 伝説全文・朗読

標津の開拓当時を背景に創作。祭りの重要な物語「ウラップ伝説」は「海と畑で見つけたサケの化石をウラップ川に奉納すると、豊漁・豊作に恵まれた」という分かり易い内容の物語です。

本州などの伝統ある祭りでは、伝説を神楽や歌舞伎で受継いでいます。この物語が子ども達に理解し易い内容で、永い年月を語り受継いでいくことで伝説化され、伝承劇「ウラップ伝説」として毎年演じられていくことにより、継承していこうとしているのです。
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