1.和名 エゾライチョウ
2.科目 キジ目  ライチョウ科
3.学名 Terastes bonasia
4.地方名
5.アイヌ語名
6.英名
7.ロシア名
8形態・生態
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オスの頭上、後頭、目の下、顎側ははい黒色で黒い横斑があり、後頭の羽毛は少し長い。後頚、背、腰は灰褐色で黒い細かい横斑がある。尾は灰褐色で中央の2枚には黒い横斑があり、残りの尾羽の先端が白く、その内側はは黒帯となる。肩羽は黒褐色で外側が白い。つばさは褐色で黒褐色の斑がある。喉は黒く、くびとの境に白線がある。胸から腹は白地に黒い縁取りのある三日月斑がならんでいる。メスはオスににているが上面は少し褐色みが強く、喉は黒褐色と白のまだら。雌雄共に目の上の肉冠が赤くて、足には白い羽毛が生えている。

留鳥で日本では北海道のみに生息している。他に、サハリン、沿海州、中国東北部に生息。極東シベリアの代表的な野鳥で、「デルス・ウザーラ」の物語やバイコフの随筆などによく登場する。最近個体数が減少しているといわれ、1988年秋に根北峠で確認された記録がある。その他に1996年9月、ポー川史跡自然公園の復元住居付近で観察されている。
9.利用

10.メッセージ

11.写真・図版

撮影:藤井薫
12.参考図書
13.著者 筆者名 : 金沢裕司(標津高校教諭) 別海町在住
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