1.和名 | カタクチイワシ |
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2.科目 | |
3.学名 | |
4.地方名 | |
5.アイヌ語名 | |
6.英名 | |
7.ロシア名 | |
8形態・生態 | |
名前は上顎が下顎より前に出ているので片口の名前が付けられた。北海道では別名、
体の大きさに応じて、背中が青黒いのでセグロとかマルイワシ、サツキにゴボウセグロ、 稚魚はジャミイワシとかシラスと呼ばれる。南米のアンチョビーと同じ種類である。
分布は日本周辺一帯で、標津は北限で6月頃から小定置に乗る。平成11年6月には 野付半島と国後で大量の打ち上げがあった。水温の最低限界は8〜9℃、適水温は14 〜17℃とされ、標津の群はここから南下すると思われる。 生態 回遊は、日中濃密な群を作り、夜は分散する。しかし、光に集まる習性がある。遊泳 層は日中10m位で、日没と日の出時は浮上する。成熟は生まれて1年もしない体長約 8cmからであるが、標津では産卵は未確認である。大きさは15cm位まで成長する。 寿命は約3年である。 |
9.利用 | |
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資源動向 平成2年から釧路を基地とする巻き網船団が漁獲し、平成10年には3万t漁獲した。 暖海性のカタクチイワシを始めスルメイカやマサバ・サンマは、マイワシが減ると増え るようだ。これは海洋環境が強く関与していると言われている。標津では網に掛かって も値段が付かずほとんど利用されていない。 利用加工 釣りの生餌やフィシュミールの他、煮干や田作、幼魚のシラスはたたみイワシやシラ ス干、また目刺しに利用される。 この魚のサシミは敬遠した方がよい。まれに寄生虫のアニサキスがいて、ジンマシン や胃痛・下痢など食中毒に似た症状を起こすことがある。しかし、マイワシは大丈夫で ある。 |
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10.メッセージ | |
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11.写真・図版 | |
![]() 引用:北日本魚類大図鑑 |
12.参考図書 | 日本水産資源保護協会・月報(1994):水産生物の生活史と生態(その2) 田義成(1999):カタクチイワシの繁殖戦略.育てる漁業,NO319 |
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13.著者 | 筆者名 : 中尾博己 連絡先 : 根室支庁 根室北部地区水産技術普及指導所 01538-2-3738 電子メール : 執筆日 : 2000/01/24 |
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