1.和名 キタムラサキウニ
2.科目
3.学名
4.地方名 ノナ
5.アイヌ語名
6.英名
7.ロシア名
8形態・生態
殻は強固で半球形。下面は平たく、囲口部に向かってややくぼむ。棘(とげ)は長く1.6〜3cmに達し、その表面に細い縦線があり、先端はあまりとがらない。体色はほぼ紫褐色で、棘は一様に暗紫または暗褐色。太平洋側では北海道から相模湾まで、日本海側ではサハリン南部から朝鮮半島沿岸、対馬に分布する。  産卵期は9〜10月で、生殖巣は6〜8月に最も肥大する。エゾバフンウニのように海域によって産卵期が大きく異なることはない。コンブなどの大型海藻を好んで食べるが、海藻類が少ない時は小動物、貝殻片、石灰藻などを食べる。日本海の磯焼け地帯には高密度で生息しており、キタムラサキウニが冬季に海藻類の幼芽を食べることが原因の一つであると考えられている。漁網を利用したウニフェンスを設置し、キタムラサキウニの侵入を防ぐことにより海藻類を繁茂させることに成功した例もみられる。
9.利用
漁業としてキタムラサキウニを採取している地域は、富山県、茨城県以北の本州各県と北海道の日本海、津軽海峡、襟裳岬以西の太平洋沿岸である。北海道では価格の高いエゾバフンウニが喜ばれ、増殖事業で種苗生産の行われているのはほとんどがエゾバフンウニである。根室海峡で漁獲されるウニはほとんどエゾバフンウニで、標津においても混獲される例も少なく水揚げは無い。
10.メッセージ

11.写真・図版

引用:北のさかなたち
12.参考図書 北のさかなたち 長澤和也・鳥沢雅編、北海道立水産試験場研究員著
前田圭司ほかイラスト 北日本海洋センター
13.著者 筆者名 : 渡部 智彦
連絡先 : 根室北部地区水産技術普及指導所 .(01538)2−3738
電子メール : 
執筆日 : 2000.01.24
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