1.和名 | ホッカイエビ |
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2.科目 | |
3.学名 | |
4.地方名 | |
5.アイヌ語名 | |
6.英名 | |
7.ロシア名 | |
8形態・生態 | |
岩手県、青森県、北海道、サハリン、朝鮮半島東岸の内湾に分布し、水深1〜6mのアマモやスガモの藻場に棲息する。北海道では主に太平洋とオホーツク海沿岸に生息し、道東地方の野付湾、サロマ湖、能取湖に多く分布する。アミ類、ワラジムシ類、小型巻き貝、卵等の葉間、葉上に棲息する動物が主要な餌料である。
産卵期は、8月下旬から9月下旬であり、孵化期は5月上旬から6月上旬であり、抱卵期間は、約9ヶ月である。抱卵数は、約200〜500粒で、腹肢に付着し発生する。
孵化後の幼生は、野付湾では、体長約7o、満1年で70o前後に生長する。1歳の9月に雄として成熟し、11月には体長95o前後に達し、雌への性転換を始める。翌年の9月には体長115o前後の雌として成熟し、産卵する。性転換には、早熟タイプ等の例外がある。
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9.利用 | |
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ホッカイエビは、エビ籠漁法、曳き網漁法、打瀬網漁法で漁獲されるが、標津町ではエビ籠漁業で、6〜8月の初夏に10トン程度水揚げされる。活エビで出荷され、煮エビ、生鮮で利用される。 |
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10.メッセージ | |
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11.写真・図版 | |
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12.参考図書 | 北のさかなたち 1991 竃k日本海洋センター |
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13.著者 | 筆者名 : 牧本 浩一 連絡先 : 根室北部地区水産技術普及指導所 電子メール : 執筆日 : 2000/01/24 |
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