ホッキガイ

特徴：	潮間帯から水深20ｍまでの細砂底に生息し、水管を海底直上に出し、植物プランクトンやデトリタスを餌料としている。外敵生物は、ヒトデ類、タマガイ類、ツメタガイ類、カレイ類などである。
生息地：	太平洋側では千葉県、日本海側では富山県以北、北海道及び朝鮮半島北部、沿海州、千島、サハリン、オホーツク海に分布する。
その他：	北海道での産卵期は、５月下旬から８月中旬であり、殻長約６㎝から産卵し、１個体の産卵数は数千万粒である。海水中で受精し発生した幼生は、20～30日間の浮遊生活の後、殻長260～300μmで着底する。

9.利用
噴流式桁網、マンガン桁網、突き漁法で漁獲され、刺身、すし、フライ、バター焼き、塩焼き、酢の物など色々な料理に利用される。標津町では、４～５月の春期に噴流式桁網を用い100トン程度が漁獲される。資源調査、操業日誌の解析による資源管理手法が確立し、安定的な生産がなされている。
10.メッセージ

11.写真・図版

12.参考図書	北のさかなたち　1991　㈱北日本海洋センター
13.著者	筆者名 : 牧本　浩一連絡先 : 根室北部地区水産技術普及指導所電子メール :　執筆日 : 2000/01/24

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