1.和名 アヤボラ
2.科目 軟体動物 巻貝類
3.学名
4.地方名
5.アイヌ語名
6.英名
7.ロシア名
8形態・生態
特徴: フジツガイ科の巻貝、殻は中大形、長紡錘形で、殻高15pになる。殻は10階で各層は丸く、縫合は深 く、白色で厚い、黄色の蓑毛になった殻皮に覆われ、乾燥すると剥げやすい、表面に格子目状の彫刻をつくる。
殻口は卵円形で水管に沿って延び、細くなる。蓋は卵形で厚い革質、核は下方にある。  
生息地: 本州東北、北海道、オホーツク海、ベーリング海〜カリフォルニアに広く分布し、浅海から水深300mに及ぶ。
その他: 俗に、毛ツブと呼ばれ、食用であるが、特有の臭気のため生食には適さず、加工原料とされている。標津町の 前浜では、分布も少なく漁獲対象種となっていない。羅臼町沖合で『毛ツブ、毛バイ』と呼ばれ食用にされている のは、エゾバイ科のキヌカツギバイで、分類学的には遠い種である。  

9.利用

10.メッセージ

11.写真・図版

12.参考図書 原色世界貝類図鑑(T)北太平洋編 保育社・06−762−1731 波部忠重・伊藤潔 S57年 3月  1日
13.著者 筆者名 : 福家誠一郎
連絡先 : 根室支庁 根室北部地区水産技術普及指導所
電子メール : 
執筆日 : 2000/01/04
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