1.和名 | 動物プランクトン |
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2.科目 | |
3.学名 | |
4.地方名 | |
5.アイヌ語名 | |
6.英名 | |
7.ロシア名 | |
8形態・生態 | |
動物プランクトンには100分の1mmといった小さな原生生物からクラゲのような大
型のものまでいろいろな種類がいます。また、一生をプランクトン生活で送るものとホ タテ、ウニなどのように生活史の一時期をプランクトン生活(浮遊幼生)をするものがい
ます。自分で泳ぐ力があまりない魚の稚魚も動物プランクトンと見ることができますし、 自分で動くことのできる植物プランクトンの鞭毛藻類なども動物プランクトンと見るこ
ともできます。 標津の海で見られる主な動物プランクトンのうち、幼少期の一時期をプ ランクトン生活するものとして、ホタテガイ、ホッキガイ、ツブ等の貝類、ウニ、ヒト デなどの棘皮動物、クリガニ、タラバガニ、ホッカイシマエビ、フジツボなどの甲殻類 などがいます。 これとは別に一生をプランクトン生活するものとして、オキアミ、イサ ダ(アミの仲間)、橈脚類(コペポ−ダ)などの甲殻類、ヤムシ類、ウリクラゲやキタユウ レイなどのクラゲの仲間が見られます。流氷が来ると人気者のクリオネも標津にやって きます。 プランクトンは泳ぐ力が弱く海洋の動きに大きく左右されるため、出現する種 類や数量も季節ごとの海洋の状況により大きく変わります。浮遊幼生期をもつ種は、さ らに産卵時期にも左右されます。クリガニは5、6月に孵出期を迎え、海面が真っ黒く なるほど漂っていることがあります。 動物プランクトンの多くは、植物プランクトンを 餌としていますが、動物プランクトンも魚、クジラなどさらに大きな生き物の餌となっ ています。例えばサケは川から放された後、沿岸域でカニ類の浮遊幼生や大型の動物プ ランクトンを、北洋では橈脚類やクリオネなども食べているそうです。 |
9.利用 | |
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10.メッセージ | |
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11.写真・図版 | |
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12.参考図書 | 保育社「日本海洋プランクトン図鑑」
北隆館「新日本動物図鑑」 |
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13.著者 | 筆者名 : 佐藤詩朗 連絡先 : 標津漁協 電子メール : 執筆日 : 2000/01/14 |
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