1.名称 標津町と青森県大畑町との友好都市交流
2.内容
●標津町と青森県大畑町との友好都市交流

明治12年に標津町が戸長役場を設置してから100年目にあたる昭和54年に、記念事業のひとつとして青森県大畑町と友好都市盟約締結の調印をおこなった。

青森県からは、古くから標津町に漁業従事者がやってきた経緯があった。標津の初代戸長槙宗説の出身地が大畑町であったところから、友好都市交流に発展したものである。

昭和54年2月11日青森市内において標津・大畑両町長によって友好都市盟約締結調印式が行われた。昭和54年4月1日に開催された標津町百年記念式典には、大畑町長をはじめ、伝統芸能の小目名神楽の一行も来町し、式典を盛り上げてくれた。

<調印式内容>
日 時 昭和54年2月11日 午後3時〜
場 所 青森市堤町ホテル青森
大畑町

・町  長    佐藤正太郎
・議  長    工藤正巳
・青森県町村会  事務局長   小笠原弥一郎
・議会運営  特別委員長  西川 孟
・総務常任委員長 畑山茂男
・教育民生  常任委員長 宮古祐太郎
・産業経済  常任委員長 真田忠次郎
・建設常任委員長 泉 宗之丈
・青森県町村会 事務局業務係長 種市忠敏
・助  役 大竹 亨
・参  事 堺  実
・議会事務局長 吉田福太郎
・総務課長 館村茂三郎
標津町

・町  長   小野幸三
・議  長   大沼善雄
・北海道町村会  工藤末一 参 事
・副議長  近藤忠男
・総務常任委員長 陰山伊三郎
・議  員 佐藤俊明
・開発振興室長 川畑二郎
・庶務係長 小笠原正一


友好都市 標津町大畑町交流会

交流の歴史
1979・昭和54年2月11日 標津町・大畑町友好都市盟約締結
1979・昭和54年4月 1日 標津町百年記念式典に大畑町より出席
1979・昭和54年7月 1日 大畑町役場庁舎落成式に標津とどわら太鼓一行が祝いの太鼓を披露
1982・昭和57年8月 大畑町より親善交流団来町(壮年による野球大会)
1983・昭和58年8月 大畑町において剣道親善交流
1985・昭和60年8月 標津町において剣道スポーツ少年団交流
1986・昭和61年6月 標津町民生委員協議会親善訪問
1988・昭和63年8月 大畑町より歴史家を招へいして歴史講演会を開催
1989・平成 元年8月 標津町のおいて剣道スポーツ少年団交流
1990・平成 2年7月 大畑町において剣道スポーツ少年団交流
1992・平成 4年5月 大畑町民生委員協議会親善訪問
1992・平成 4年9月 大畑町行政機関・団体等代表者親善訪問
1992・平成 4年10月 標津町婦人団体親善訪問
1993・平成 5年8月 友好都市盟約締結15周年記念大畑町友好訪問 (標津町内各団体の代表者による)
1995・平成 7年9月 大畑町民間訪問団「おみごとの会」来町
1996・平成 8年8月 標津町「いるかの会」大畑町友好訪問
1999・平成11年10月 標津町120年記念友好都市大畑町訪問
1999・平成11年11月 標津町長、議長による大畑町友好訪問


<大畑町のあらまし>
青森県大畑町は、下北半島の北部の中央に位置し、面積235・59平方キロメートルで、このうち、森林面積は95%を占め、北部は津軽海峡に面し、南部は恐山山系をはじめとする山々に囲まれている。

気象は、日本海型に分類され、春からの冷涼な偏西風と濃霧のため平均気温は低下する。積雪は平野部で1メートル、山間部で2メートル程度。人口は約1万人で、近年、老齢人口が増加している。歴史は町内あちこちで発掘されているたて穴住居跡から縄文時代に歴史はさかのぼる。現在の市街地形成は、天正の頃(1500年代)とされている。

町の主要産業は、イカ漁を中心とする漁業が中心である。近年、ドナルドソン系のニジマスの海中飼育を手がけ「海峡サーモン」として売り出している。また、林業では、古くから「ひば材」の産地として全国に有名であり、木工細工の加工も行われている。

観光については、「恐山」「薬研(やげん)温泉」など下北半島国定公園として見所もいっぱい。大畑最大のまつり「八幡宮例大祭」は、9月14日の宵宮に始まり、15日、16日は御神輿を中心に、神楽、山車が行列を作り、町内を巡行します。御神輿には、御神体が鎮座しており、各戸を門打ちします。

3.写真・図版

4.参考図書
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