1.地名 | シルトウシ |
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2.読み | シルトウシ |
3.解説 |
チウルイ メナシ第五の川。小字多し。源はチセネ岳と云。の如き山より来る。 過てカエハイ。浪音高に依て號く。フチヤシナイ(小川)。旱天にも水の増減無故號く。チシネ(赤崩)。過てチウルイ(番や、藏四棟)。また北岸に(番や一、藏五棟、人家七軒)も有。 メナシ第四の川。小字多く、源は舎利のヲンネ岳より来る。魚類多し。 其譯汐急の義也。當所にゲンヂロと云乙名有けるが、此曾祖父セントキ者、寛政亂の時、山より何知らず歸り来るや和人に出逢、此亂を聞驚き、己の家の網の中に包み隠し置、家内の者に計略を云含め、一端徒黨の者に組し、密に厚岸に到りヲツキニ婆、イコトイ等と談じ、追討使の下りを待て叛賊を平らげ、後其和人を歸國せしめし事領主え聞へ、若干の褒賜ありし家なりと。過てトコロ(赤平)、マルウシ(同)、名義傳ハらず。コタヌカ(川、番屋、藏一棟、いなり社)。村所と云義。此所昔し人家有しが今サキムイへ引取てなし。漁事はコイトイ土人を連来り遣ふ。 メナシ第七の川也。南岸字多し。源はヲンネ岳より来る。上に大なる瀑布有。并てモウセウシ(小川)、尋麻多が故也。シルトウシ(平)。上に谷地有。其水平え通滴る故に號く。コロクニウシ(平)、冬多き義也。過て三十三丁。 |
4.地図 | 工事中 |
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5.参考文献 | 知床日誌(抜粋) 松浦武四郎 文久3年(1863)刊 |
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