1.地名 薫別川
2.読み クンベツガワ
3.解説
根室地方標津町を流れる普通河川。流路延長18.3q、流域面積47.2平方キロ。知床火山群の海別岳塊の薫別岳北西山腹に源を発し、東流して標津町薫別で根室海峡に注ぐ。川名は、アイヌ語のクンネペツにより、黒い川の意とされ、砂鉄が多かったことによるとする(北海道の地名)。
流域には山地末端に広大な隆起扇状地が形成され、谷中には河岸段丘、扇状地前面には海食崖が発達する。大正12年、根室鮭鱒養殖組合が河口から1.5q上流に薫別人工ふ化場を設置、同27年に水産庁北海道さけ・ますふ化場根室支場薫別事業場となった。現在では秋には多数のサケが上がり、多くの観光客を集める。

4.地図 工事中
5.参考文献 角川日本地名大辞典1北海道 上巻
標津町百科事典 / 標津地名の由来 /  /  /  /
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