1.地名 武佐
2.読み ムサ
3.解説
 標津川を川口から約5キロ半上がった処が二股になり、左股が本流、右股が武佐川で、そこから西が中標津町であり、武佐はその中の字名。武佐の語義は、永田地名解でも、北海道駅名の起源でも不明とされている。
 バチラー辞典では、モサ、モセ、ムセは同じように「いらくさ」とあり、モセ・ハイ(mose-hay いらくさの・繊維)と同じ語義であろう。それから見ると、武佐は「いらくさ」の意だったのかもしれない。釧路の別保川支流にもモサ川があり、今も同じく武佐となっている。
 国鉄標津線に上武佐駅がある。他にムサという駅があるので「上」をつけたのだという。
4.地図 工事中
5.参考文献 「北海道の地名」山田秀三著 北海道新聞社刊 1984年
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