標津町の町づくり

 標津町は、平成18年当面の自立を掲げ、「満足はできなくても納得のできるまちづくり」を進めるために、平成18年度から平成22年度の5ヵ年計画となる「標津町ふるさと新生プラン」を策定して、町民力、地域力、行政力の信頼のトライアングルにより、ふるさと新生に向けた取り組みを進めてきました。
 平成22年3月末の合併新法期限を迎え、国主導によって強力に進められてきた「平成の大合併」に一区切りがついたことにより、当町は「当面の自立」から「真の自立」に向かって舵を切りました。
 しかし、これまでの懸命な取組みをしても、なお、多くの課題に直面しており、特に歯止めのかからない人口減少が大きな課題となっています。
また、乳製品の消費の伸び悩み、乳価の値下げや秋サケ漁の不振などによる基幹産業の低迷など、第一次産業を基幹産業とする「生産のまち」である当町にとって、多大な影響が懸念されています。
 このことから、町が抱える課題・危機感に立ち向かうべく、平成23年度から平成27年度の5ヵ年計画として新たに「ふるさと新生プラン・ステップIIを策定し、町民と一丸となってまちづくりを進めていきます。

まちづくりのシンボルテーマ

 標津町は、海、山、川、平原の4つの地勢を有し、恵まれた自然環境との調和を基本としながら、地域性を発揮した特色のあるまちづくりを目指すため、まちづくりのシンボルテーマを次のとおりとしています。

海・山・川・大平原がおりなす 感動の大地・標津町

シンボルテーマの心

  • 人・自然・産業が輝きに満ちたまち
  • 活力のあるまち
  • 心から故郷を誇り、愛せる理想のまち
  • 個性と魅力のあるオンリーワンのまち
  • 人にやさしく助け合うまち
  • 未来に向け挑戦するまち

町の目指す姿

「ふるさと新生プラン・ステップII」では、まちづくりのシンボルテーマである「海・山・川・大平原がおりなす 感動の大地・標津町」の実現のための基本目標として、
  1. 活力ある産業のまちづくり
  2. おもいやりのあるまちづくり
  3. 人と文化が育つまちづくり
  4. 快適で住みよいまちづくり
  5. 町民と協働のまちづくり
の5つを掲げ、最終的な町の目指す姿として以下のとおりスローガンを掲げています。

協働が咲かせる 小さくてもキラリと光る定住地域

4つの目指す姿

  • たくましく元気のあるまち
  • 環境を守り育てるまち
  • 笑顔輝くまち
  • バリアフリー(あらゆる垣根の解消)のまち
目指す姿のイメージ図

まちづくりの戦略プラン

「ふるさと新生プラン・ステップII」を展開していくため、町民皆様にもわかりやすく、また、スピード感が求められていることから、より実効性を高めるため、4つの戦略プランをもって、重点的に施策を実施します。(全153事業)

4つの戦略プランと重点事業群

人口増加プラン<49事業>

  • 魅力ある定住づくり
  • 親が安心して、子育てできる環境づくり
  • 若者の雇用と定住、高齢者の生きがいづくりと支えあい
  • 心をつなぐパートナーシップのふるさとづくり
  • 安全・安心に暮らせるまちづくり

産業振興プラン<40事業>

  • 安定した基幹産業の推進
  • 地域資源を活かした高付加価値化対策と販売強化による地域ブランド購買力強化
  • 買い物環境の創造による商業力推進
  • 交流拠点として更なる飛躍

環境対策プラン<19事業>

  • 自然環境の保全と創造の推進
  • 住みよい生活環境づくり
  • 地球温暖化防止に向けた取り組み

人づくりプラン<45事業>

  • 特色ある学校教育の実践
  • ふるさとを担うリーダーづくりと、ふるさとに誇りと愛着を持てる環境づくり
  • 標津高等学校魅力化プロジェクト
  • 知・徳・体のフィールドの有効活用と魅力化づくり
戦略プランのイメージ図
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標津町TEL:0153-82-2131